黒点の意外な原因
プラスチックの成形不良で発生する黒点。
そのメジャーな発生原因には…
・材料へのホコリなどの黒い異物の混入
・シリンダー内で炭化した材料によるもの
が一般的な原因であるのですが(その他にもたくさん原因要素は考えられますよ。)
先日某メーカーさんから聞いた黒点の発生原因に驚きました。
それはシリンダー内でのスパーク!(火花)
要因は静電気や摩擦によるものらしいです。
これはとある実験装置を使って確証を得てるそうです。
たしかに材料の種類によってはかなり静電気を帯びているのもありますし、これらをスクリューを使って混錬するとなれば十分に想像できますね。
計量時のスパークと考えた場合の回避策は背圧下げめ、計量速度遅め樹脂温高めといった感じで摩擦を抵抗を減らす方向でしょうかね。憶測ですけどね。
まぁ、スパーク起因と判定するのが至難ですけどね。
まずはホッパーの掃除など基本的な原因対策の徹底が先決ですね。
コメントを投稿するにはログインしてください。