成形材料

長きに渡り多くの産業・業種のお客様とお取引させて頂いているため、様々な材料の成形実績を持っております。
一般材はもちろんガラス入りのエンプラや難燃グレードの材料、メッキや塗装グレードの材料など各種材料の様々なグレードを成形しております。プラスチックに詳しくないお客様の材料の選定もお手伝いさせて頂きます。用途や強度、デザイン、予算など様々な面を考慮し検討致します。

【対応可能樹脂】
PP(ポリポロピレン)PS(ポリスチレン)PE(ポリエチレン)POM(ポリアセタール)ABS、PC(ポリカーボネイド)PBT(ポリブチレンテレフタレート)・PBT+GF(ポリブチレンテレフタレート+ガラス入り)PA(ポリアミド)PA+GF(ポリアミド+ガラス入り)PMMA(アクリル)PET(ペット)PVC(塩ビ)TPU・TPE(エレストマー系樹脂)等。

その他、各種インサート成形、メッキ・塗装等下地、着色成形、各種充填剤・添加物も対応可能です。
詳細はつきましては、お気軽にお尋ねください。

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調色・着色・充填材・添加材

お客様の用途やデザインに応じた着色も承っております。
着ペレやマスターバッチはもちろんドライカラーでの着色成形も対応しております。

ドライカラー

ドライカラーは少ロットでの着色が出来るためお客様にとってはメリットが大きいですが、成形メーカーにとっては粉末着色材のため管理や掃除、機械メンテナンスなどにとても手間がかかるため取り扱いを行わない成形メーカーが大半です。
弊社は家庭用品向けのお客様も多く長年ドライカラーを取り扱っており、これらの手間も付加価値と考えております。
少ロットでの生産をお考えの際には有効的な着色方法です。お気軽にお問い合わせください。調色カラーサンプルプレート

充填剤・添加剤

プラスチックにはガラスやタルクなどを混ぜ込んで製品強度を上げたり、耐熱性能を向上させる材料があります。このような充填材を混ぜ材料性能の向上・補完するものが数多く流通しております。また抗菌剤や帯電防止剤といった添加剤を加えることで、プラスチックへ付加性能を持たせることもできます。これらの添加材はプラスチック材料に練り込んで成形します。充填剤・添加剤は混ぜものですのでプラスチックに混ぜるのはこれらの充填物・添加物が持つ癖とうまく折り合いを付けることが大切です。添加剤や充填剤に精通した材料メーカーさんと協力してこれらの癖と生産の折り合いをつけていくことが安定した製品生産の肝となります。弊社では数多くの充填剤・添加剤の成形実績でお客様のご相談も承っております。

シボ加工(表面加工)

プラスチック製品の表面に淡いザラザラの加工をすることでつや消し効果で高級感を出したり、スベリ止め、すりキズ防止などの効果を出すことができます。淡いザラザラだけでなく革のような模様や木目のような模様も入れられます。身近なもので言えば車の車内内装のプラスチック部分はこれらの加工がされています。
プラスチックの業界ではこれらの表面処理加工のことを”シボ”と呼びます。このような表面処理加工も弊社ではご相談受けることができます。
ただし、シボを設置する際には「シボをつけられる場所」や「シボをつけるために必要になる加工」が発生する場合がありますので金型を作る際から検討していくことが必要になる場合があります。詳しくはご相談いただければ個別にアドバイスさせていただきます。